高校生を対象とした医療ソーシャルワーカーの紹介

労働力人口減少を見据えて、各都道府県協会でもMSWのなり手の確保は重要な課題になっているかと思います。大学生を対象としたリクルート活動はもちろんですが、最近は社会福祉を先行する学生が減ったり、仮に社会福祉を先行する学部・学科に入学しても医療分野に就職を希望する学生は少数派だったりします。実際、母校日本福祉大学では2017年3月末の卒業生実績では前週食分野のうち医療分野の就職はわずか11.4%でした。

そのため、他の医療職と同様に高校生の段階から職業イメージを持ってもらい社会福祉を専攻して大学入学をしてもらいたいと思う訳です。先行実践としては、大分医療センターで開催されているソーシャルワーカーデー企画が有名です(1)(2)。しかし、なかなか簡単にこうはいきません。

今回、日本福祉大学のお世話になっている先生の取り計らいで、中日新聞「リンクト」vol28の取材を受けました。テーマは「 医療と生活を繋ぐ医療現場の福祉のプロを育てる。超高齢社会で重要性を増す医療ソーシャルワーカーを輩出していくために」。
https://project-linked.com/linkedplus/linked_vol28/nihonfukushi/page02/

2月17日から高校生を対象に印刷物が配布されるとのこと。医療ソーシャルワーカーを目指す高校生が一人でも増えてくれれば幸いです。