「<社保審福祉部会・福祉人材確保専門委>ニーズの複雑化・多様化に対応 社会福祉士の養成カリキュラム見直しへ報告書」『ケアマネタイムス』2018年3月19日

ソーシャルワーク機能と社会福祉士を分けて議論した上で、最後に合体。

「現在、社会福祉士の育成は、職能団体、養成団体、事業者団体が中心となって進めているが、地域共生社会の実現に向けて必要となる包括的な相談支援体制及び住民主体の地域課題解決体制を構築し、対象者の属性に関わりなく、複合化・複雑化した課題に対応できる社会福祉士を育成するためには、職能団体、養成団体、事業者団体が協働して社会福祉士
の育成に取り組むだけでなく、行政、地域住民など、地域の様々な立場や分野の関係者が連携・協働して学び合いや活動の機会を設けていくことが重要である。」(p12)

「職能団体や養成団体等が中心となり、現任の社会福祉士が、地域において、他の専門職や地域住民等と協働してソーシャルワークに関する知識・技術や実践事例等を学び合い、それぞれの力を合わせながら実践能力を向上させることができるような場づくりを推進することが必要である。」(p12)と記述がある。どこまでリンクした研修を構築できるか。

まずは、日本ソーシャルワーク教育学校連盟日本ソーシャルワーカー連盟が協働する体制構築が求められる。そのためには各職能団体が組織を残しつつも日本ソーシャルワーカー連盟として連帯する必要があろう。

■関連
第14回社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会 資料』2018年3月16日

社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会『ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について(案)』平成30年3月


「<社保審福祉部会・福祉人材確保専門委>ニーズの複雑化・多様化に対応 社会福祉士の養成カリキュラム見直しへ報告書」『ケアマネタイムス』2018年3月19日
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