日本ソーシャルワーカー連盟【講演全文掲載】講演会「改正社会福祉法への参議院附帯決議の意義とソーシャルワーカー(専門職・団体)に求められる役割」

日本ソーシャルワーカー連盟は2020年8月11日、【講演全文掲載】講演会「改正社会福祉法への参議院附帯決議の意義とソーシャルワーカー(専門職・団体)に求められる役割」を掲載しました。動画は削除されています。

8月9日に開催されたライブ講演会の全文が掲載されています。私も当日ライブで拝聴しました。

特に、「おわりに-厚生労働省、社会・援護局はなぜ社会福祉士資格について<冷たい>のか?」が興味深かったです。

この中でも、「『冷たさ』にはソーシャルワーカー団体とソーシャルワーク研究者側にも責任がある」というが職能団体に所属する者としては重要と感じており、「日本ソーシャルワーカー連盟がソ教連と共同して、政府・厚生労働省等の政策文書に対する見解を機敏に発信すると共に、ソーシャルワークの効果やソーシャルワーカーの役割についての、量的研究を中心とした調査・研究を積極的に行うこと」という指摘が私の関心と重なりました。

大きな組織を背景として調査研究を行い、しかるべきところへ情報発信することは、2年前の日本ソーシャルワーク学会第35回大会に参加した際に、その必要性を強く感じた次第です。今後の自分の身の振り方に大きくかかわることだと思います。当時の社会福祉専門官は、ソ教連を経て2020年度より日本福祉大学で教鞭をとられています。