名古屋市在宅医療・介護連携講演会

10/21(水)は仕事を終えて、愛知県医療ソーシャルワーカー協会主催の「名古屋市在宅医療・介護連携講演会」に参加するため、名城病院に行ってきました。

1. 講演テーマ:「名古屋市在宅医療・介護連携推進事業について」
講演者: 真野 寿雄 先生(名古屋市医師会 理事)
2. 講演テーマ:「名古屋市在宅医療・介護連携推進事業中村区作業部会の取り組みから」
講演者:古山 明夫 先生(名古屋市中村区医師会会長・医療法人古山医院院長)
2015年10月1日より、名古屋市医師会は在宅医療・介護連携支援センターを開設しています。
http://zaitakukaigo.nagoya/

在宅医療・介護連携支援センターの業務と地域包括支援センター名古屋市は、いきいき支援センターと呼称)の業務の異同に関心があったのですが、参加して理解できたのは在宅医療・介護連携支援センターは主に開業医をサポートするための機関であるということ。

患者・家族が在宅医療を受けられる体制を構築するカギは訪問診療・往診可能な開業医を増やす必要がある。しかし、そのノウハウや多職種連携をどこの開業医でも同じように行える訳ではない。そこで、在宅医療・介護連携支援センターが様々な事業を通じてサポートすることで、開業医が訪問診療・往診をしやすくする。

名古屋市医師会がそれをバックアップすることは至極まっとうなことだと思った。理念だけでなく、行政とも連携し、実務として地域包括ケアシステムを進めていく。医療ソーシャルワーカーとしても職能団体のあり方としてもとても参考になりました。

厚生労働省誰もが支え合う地域の構築に向けた福祉サービスの実現平成27年9月17日の内容を先取りする、アウトリーチ・伴走型支援が可能となった医療ソーシャルワーカーが果たしてどんな活躍をみせるか。大変興味深いです。頑張ってください。

終了後は、職場の仲間と遅めの夕食を頂きました。久しぶりに研修に参加しましたが日々の業務から離れリフレッシュする効用があるということを再認識しました。

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