第36回日本医療社会事業学会の優秀演題に選ばれました!!

2016年5月28日に開催された第36回日本医療社会事業学会にて拙発表「OneNoteを用いた自部署内知識共有の試み」が優秀演題に選ばれました。昨年の同学会での発表に続いて2年連続です。

分科会の関座長をはじめ、職場の上司・同僚のご理解があってこその結果なので、ここに厚くお礼申し上げます。10年以上温めていた内容がようやく実践に繋がり、それを報告することができ嬉しく思っている次第です。

OneNoteを用いた自部署内知識共有は、決して当院だけの実践に留まるものではなく、全国のMSW部門が自部署の知識を総動員して研鑚し、個人を超えて組織としてさらに質を高めてクライエント・所属機関・地域に支援を展開することが目的です。OneNoteが知識のマネジメントツールとして、MSWの武器になることを願ってやみません。

但し、発表でも述べた通り、多くの先人が単に社会資源情報だけが蓄積され無批判に活用されることに注意を促しています。単に社会資源情報をコレクションするのではなく、臨床を通して得た生きた知識を蓄積し、他でも活用できる水準まで高める。このことを肝に銘じて知識マネジメントをしていきたいと思います。

■関連
「情報共有方法にMicrosoftOneNoteを活用する」2015年8月8日
http://mswlab.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/microsoftonenot.html