「鈴木森夫さん=「認知症の人と家族の会」の代表理事に就任した」『毎日新聞』2017年9月1日

元MSWが患者・家族会の代表理事に就任と。

「鈴木森夫さん=「認知症の人と家族の会」の代表理事に就任した」『毎日新聞』2017年9月1日
https://mainichi.jp/articles/20170901/ddm/008/070/035000c

父は愛知県大府市結核療養所の職員だった。子供の頃から敷地内の職員宿舎に住み、患者も医者も看護師も家族同然だった。父の背中を見て育ち、自然と社会福祉の道を志した。

 大学卒業後、愛知県や石川県の病院で医療ソーシャルワーカー(相談員)を務めた。1980年代初頭、認知症への社会的支援はほとんどなく、介護家族の相談にも話を聞くことしかできなかった。京都で高見さんらが始めた会を新聞で知り、会員になった。84年、石川県支部設立に関わり、初代事務局長に。退任後もケアマネジャーの仕事の傍ら、行政への要望活動などに力を注いだ。