2019年度身寄りがない患者受け入れマニュアル作成に資する研修【東京会場】

日本医療社会福祉協会は2019年7月22日、同協会ホームページにて、「2019年度身寄りがない患者受け入れマニュアル作成に資する研修【東京会場】」を公開しています。大変興味深いです。早速申し込みました。ちなみに、もう一つの会場は京都。詳細は近日到着予定の日本協会ニュースで案内されるとのこと。

以下、案内文を転載。申し込みは、同協会ホームページより。


令和元年6月3日に上記通知が厚生労働省医政局総務課長名で都道府県衛生主管部等宛発出されました。同時に周知依頼として援護局地域福祉課長、援護局保護課長、障害保健福祉部障害福祉課長、老健局振興課長名で都道府県関係主管部宛てに発出されました。
 内容は、ガイドラインを「医療機関へ周知し、活用を促していただくなど、関係部局・関係機関と十分連携の上、身寄りがない人や判断能力不十分で医療に係る意思決定が困難な人が安心して医療を受けられる環境の整備に努めていただくようお願いする」ものです。
 当協会社会貢献事業部身元保証チームも研究協力者として身元保証がない患者の受け入れについての好事例を提供しています。
 このガイドラインが出されたことにより各医療機関は自院での身寄りのない患者の受け入れマニュアル等の策定を検討することになるかと思います。その時、私たちMSWはこの問題に患者の権利擁護の視点でかかわってきたものとしてチームの一員になることが必要です。医療機関において身元保証人は必ず求めなければならないものではなく、必ずしも民間の身元保証等高齢者サポート事業を利用しなくても、成年後見制度を含む既存のサービスを利用したり新たなサービスを地域で創出したりして医療機関にとっても身寄りのない患者にとっても安心して医療を提供したり受けられる体制を地域で作るためのガイドライン作成に資する研修会を2ヶ所で開催することにいたしました。多くの方にご参加いただきたく、ご案内いたします。

【プログラム】(予定)
 1.法的整理(60分)
 2.成年後見制度利用について(60分)
 3.マニュアル作成演習(150分)

【開 催 日】2019年11月10日(日)10:00 ~ 16:00
【会  場】三井記念病院(東京都千代田区神田和泉町1番地)
【対 象 者】身元保証人問題に関心のある保健医療分野のソーシャルワーカー
      地域包括支援センター、行政関係者。
【募集人数】50名
【受 講 費】会員 8,000円 非会員 16,000円
【申込受付】2019年7月22日(月)~8月30日(金)
      (先着順で定員になり次第締め切ります)
http://www.jaswhs.or.jp/training/information_detail.php?@DB_ID@=655