認定社会福祉士認証・認定機構が『研修認証申請ガイドブック』を発表

認定社会福祉士認証・認定機構は、2020年9月18日に『研修認証申請ガイドブック』を発表しました。
https://www.jacsw.or.jp/ninteikikou/index.htmlhttps://www.jacsw.or.jp/ninteikikou/contents/08_TopLinks/shinseiGuide20200918.pdf

合わせて、運用の変更で、以下の3点がポイントかと。

①認定社会福祉士取得ルートに(6)大学院(教育基幹)ルートが新設
②申請様式の簡素化
③大学院での、研究方法系科目、論文指導系科目も「その他科目」として認証申請可能に

既に、いくつかの大学院は積極的に講義科目を認証申請しているため、今回の運用変更は追い風になるかもしれません。

但し、「大学院在籍中に当該大学院において機構が認証した共通専門研修、分野専門研修及びその他科目から12単位取得者がスーパービジョン実績(受ける2単位は必須)、共通専門研修、分野専門研修及びその他科目から合計6単位を取得すると、認定社会福祉士認定研修を受講することができます。」と記載されており、過去に認証された講義のない大学院を修了した者は対象ではないことが読み取れます。つまり、今後新たに各大学院が認証・認定機構に所定の申請を行い、各科目が認証されていれば単位取得に繋がることになります。
https://www.jacsw.or.jp/ninteikikou/contents/08_TopLinks/koho20200919.pdf

今後、各大学院の動向に注目ですね。なお、認証申請は随時ではなく4月と10月に決まっているので、早めに情報をキャッチして来年度開講分から適応となるよう、新たに、または更に対象講義を追加する手続きしている大学院もあれば、それには間に合わず、来年4月に申請して、同年10月からの後期科目に間に合わせることが考えられます。

ちなみに、申請の一番大きなハードルである、実施主体の要件「② 研修の管理責任者が明確であり、常勤の職員を配置していること。」に変更はなく、常勤職員のいない職能団体にとっては関係のない制度になってしまいます。
https://www.jacsw.or.jp/ninteikikou/contents/03_kenshu/files/jisshiyoryo_koshin.html

医療ソーシャルワーカーにとっては、認定医療社会福祉士