チーム医療推進方策検討ワーキンググループに、オブザーバーとして初台リハビリテーション病院SW部門チーフ取出涼子氏が参加

「『チーム医療の推進について』(平成22年3月19日 チーム医療の推進に関する検討会取りまとめ)を受け、同報告書において提言のあった具体的方策の実現に向け、チーム医療を推進するための方策について検討を行う」ことを目的に、チーム医療推進方策検討ワーキンググループが平成22年10月6日より開催されています。 具体的には以下の3点が検討課題とのこと。 ○  チーム医療の取組の指針となるガイドラインの策定 ○ 上記ガイドラインを活用したチーム医療の普及・推進のための方策 ○ 各医療スタッフの業務範囲・役割について、さらなる見直しを適時検討するための仕組みの在り方 同ワーキンググループのオブザーバーとして、初台リハビリテーション病院 SW部門チーフ 取出涼子氏が参加されています。 第3回(平成22年12月9日)と第4回平成23年1月7日)と第6回平成23年2月9日)で取出氏が資料提出されています。 特に、第6回で提出された「チーム医療にあたってのSWの貢献について」が本ワーキンググループで、間接的にではなく直接的に話されたソーシャルワーカーについての話題提供であり、一読に値します。 それにしてもソーシャルワーカー1名あたりの患者数が16~24名という配置状況は大変充実した体制である様に思います。「入院患者全員担当制」ということでかなり密な援助が出来ているのではないかと。私が注目しているのは外来・訪問部門でのソーシャルワーカー配置です。病院の中だけでなくアウトリーチも援助方法として用いることが出来ることは、「籠の中の鳥」である私にとってはとても魅力的です。