「重層的支援体制整備事業を担う人材で社会福祉士等に期待」『web医療と介護』2020年6月3日

公務員という経済的・身分的保証がありつつ、地域でケースワーク・コミュニティーワークが行えるのであれば、各分野の一線で働いているソーシャルワーカーの一部の人材が流れていくこともあるでしょう。それだけ魅力のある分野だと思います。

当日の参考人としては、早稲田大学法学学術院教授菊池馨実氏、淑徳大学総合福祉学部教授結城康博氏、公益社団法人認知症の人と家族の会副代表理事花俣ふみ代氏が出席した模様。

「重層的支援体制整備事業を担う人材で社会福祉士等に期待」『web医療と介護』2020年6月3日
https://info.shaho.co.jp/iryou/trend/202006/10384

以下、一部転載。

加藤大
「介護・障害・子ども・生活困窮の分野で現在、相談支援等を行っている社会福祉士等の専門職等による対応をベースとしながら、市町村全体で進めるためのアウトリーチ支援、支援に関わる多機関の連携などの中核を担う人材を新たに配置していく上で、専門職の役割は重要だ。モデル事業では、社会福祉士精神保健福祉士など専門職がこうした役割を担った。複合的な支援ニーズを抱える方の支援ではまさにソーシャルワークの様々な知見を活かしていくことが重要だ。厚労省としては、包括的な支援体制の構築を図っていく上においても市町村で社会福祉士精神保健福祉士などの有資格者の活用が一層進んでいくよう、予算面の努力も含めてしっかり努力していきたい