2016-01-01から1年間の記事一覧
いくつか面白そうな書籍を紹介します。 スーザン・H・マクダニエルほか(渡辺俊之監訳)『メディカルファミリーセラピー―患者・家族・医療チームをつなぐ統合的ケア』金剛出版,2016.9.10 ○内容複数の理論的方向性を持つ医療現場の多職種を協働に導き,システ…
TBS月曜名作劇場「ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿4」2016年9月5日http://www.tbs.co.jp/getsuyou-meisaku/20160905/index.html 今週月曜日に放映されたドラマ。 「杉村殺害の動機を持ち得る人物は複数いた。看護師の篠田、入院患者の桜庭正史(市川勇)、ソー…
二木先生より情報提供頂きました。 とても重要な集会です。私は、当日長崎県にいて残念ながら参加できませんが、できるだけ多くの方に参加してもらいたい内容です。以下、転載します。 ■参考パンフレットをダウンロード 2016年8月30日 ソーシャルケアサービ…
(問)疑義解釈について(その5)」(平成20年10月15日)問7「区分番号A241に掲げる後期高齢者退院調整加算の施設基準に「当該看護師又は社会福祉士は、週30時間以上退院調整に係る業務に従事していること」とあるが、その時間は全て退院調整業務に従事…
昨日、日本医療社会福祉学会第25回大会2日目に日帰りで参加しました。以下、印象に残ったことを記載。○分科会報告 1.急性期病院のソーシャルワーカーのキャリアラダーの開発と評価NTT東関東病院原田とも子氏 (発表要旨) 病院として国際医療機能評価(JCI)…
中島映像教材出版は、2016年8月26日、齋藤敏靖(監)『DVDで学ぶ精神科ソーシャルワーク入門(全3巻)』を発刊した。 齋藤敏靖(監)『DVDで学ぶ精神科ソーシャルワーク入門(全3巻)』中島映像教材出版,2016http://www.hoshikuzuclub.jp/catalog/psw.html …
大学院生の頃(2002-2004年)、ホームレス状態になってしまった方々がどの様に居宅や施設に「脱却」していくのか、またどの様に支援していけばよいのかを調べたり実践していました。いくつか地域でフィールド調査をさせて頂いた中で、無料低額宿泊所などを見…
東京都中央区社会福祉協議会のblog「まちひとサイト」。2016年7月5日の記事と、8月12日の記事、13日の記事(1)(2)が興味深い。東京となるとなかなか簡単には行けないが、当日の状況を動画で撮影し、YouTubeにUPしてもらえると、読むだけでは分からないニ…
日々の業務に流されて、気付けば臨床を始めて13年目になってしまった。OneNoteによる実践の言語化作業は着実に進んでいる。OneNoteによってようやく自分がやりたいことのインフラが整った。私がやりたいことは、業務の標準化であり、目的は複数名体制のソー…
成年後見人による着服、身元保証団体による横領。ケアマネや病院職員による着服。そしてソーシャルワーカーによる着服。身寄りがない判断能力はあるけれども少し手助けがいる高齢者はいったい誰を信じて金銭管理を委ねればよいのでしょうか・・・。 「患者の…
救急認定ソーシャルワーカー認定機構は2016年8月4日、同機構ホームページを開設した旨、公表した。 救急認定ソーシャルワーカー認定機構https://sites.google.com/site/emergencysocialworker/ 前回新潟大会時には同機構主催の説明会に参加できなかったため…
2016年4月に発行された、鉄道弘済会の『社会福祉研究』第125号,2016。 特集は、「特集 社会福祉における保健医療の位置 ―その現状と展望 ―」。MSWは必読http://www.kousaikai.or.jp/kousai/parts/pdf/fukushi.pdf 総 論社会福祉と医療の連携の諸相 東海大学 …
知人にお送りしたメールの内容を一部修正して掲載。○「MSWの退院支援実践の自己評価マニュアル」『(研究代表者 白澤政和)平成25年度日本学術振興会科学研究費補助金ソーシャルワークの評価方法と評価マニュアル作成に関する研究』2014https://kaken.nii.ac…
厚生労働省は2016年7月15日、「『国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン』の策定及び実施について」を公表した。http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000130041.html 併せて『国民年金・厚生年金保険 診断書(精神の障害用)の記載要…
サラ・バンクス(石倉康次ほか監訳)『ソーシャルワークの倫理と価値』法律文化社,2016.7.22 ○著者略歴バンクス,サラ英国エジンバラ大学大学院修了。PhD.コミュニティワーカー等を経て、ダラム大学大学院応用社会科学研究学類コミュニティワーク&ユースワー…
来年北海道で開催される、第65回公益社団法人日本医療社会福祉協会全国大会・第37回日本医療社会事業学会のホームページが既に7月5日付で公開されていることを知った。http://www.knt.co.jp/ec/2017/jaswhs/index.html 既に日本協会のHPにリンクが貼られてい…
「『退院支援加算1』で活躍の場広がる-医療社会福祉協の早坂会長に聞く」『CBnews』2016年7月15日http://www.cabrain.net/management/article/49173.html 日本医療社会福祉協会の早坂会長が『CBnews』のインタビューを受けています。私は会員ではないので残…
「研修なし医療、元施設長ら不起訴 22人全員」『朝日新聞』2016年7月15日http://www.asahi.com/articles/ASJ7H3S9RJ7HPTIL00J.html これはどういうことか。詳細記事が出るのを待とうと思います。基本的に、在宅系老人施設は「安かろう悪かろう・高かろう良…
「社会保障改革と格闘した異能の厚労官僚の退場」『日本経済新聞』2016年7月5日http://www.nikkei.com/article/DGXMZO04415000U6A700C1000000/先日、香取照幸氏の辞職について取り上げたが、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官の山崎史…
先日の記事 で紹介した、厚労省『全国在宅医療会議』では各都道府県における市町村別の自宅死の割合が掲載され、マスコミの話題となった。元データはこちらからダウンロードできる。 早速、愛知県分のデータを集計してみた。自宅死の割合の高低順に、愛知県…
ある地域の勉強会の告知で、古越富美恵氏のお名前を知りました。中学1年の時に悪性腫瘍で右足を切断。同志社大学を卒業し、厚生連鹿教湯病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務。その後乳がんを患い、1991年に32歳の若さでお亡くなりになったとのこと。闘…
既に、各自治体別の死亡率の公表で話題となっていますが、全国在宅医療会議が2016年7月6日に開催されたそうです。会議メンバーには、日本医療社会福祉協会の早坂会長の名も。来年3月をめどに推進に向けた重点分野(①在宅医療の特性を踏まえた評価手法の検討…
「病院を転々 “綱渡り”療養」『中日新聞』2016年6月28日http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20160628145047581 なんとも違和感のある記事でした。 ・(名古屋)市内の病院を転々としている・1年半だけで転院は7回目・入院から1カ月ほどすると、…
2016年6月21日付の厚生労働省人事で、雇用均等・児童家庭局長の香取照幸氏が辞職と報道された。学生時代から、色々な研究者の文章に登場してきた人物だが、結局一度も会えずじまい。次期事務次官の本命だっただけに惜しい。恐らく、立場を変えて日本の社会保…
これをみて一番驚いたのは、佐藤敏信元厚生労働省健康局長が日本医師会総合政策研究機構に医療政策部長として就任していること。こういう対応は、職能団体の組織論として勉強になる。佐藤敏信氏といえば、2009年9月20日に日本医療社会福祉協会が主催した「今…
社会福祉の側面からみた地域包括ケアシステム。団先生の「木陰の物語」は毎月楽しみにしている。 ☆『月刊福祉』16年7月号 https://www.fukushinohon.gr.jp/esp.cgi?_page=_index&_page2=contents&_page3=detailmagazine_g ▼特集▼地域包括ケアシステムとこれ…
児童虐待や、諸処の理由による養育困難の事例においてMSWとしても把握しておいた方がよい通知であろう。 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長『(28初初企第7号)小学校等の課程を修了していない者の中学校等入学に関する取扱いについて(通知)』…
日本福祉大学第12回夏季大学院ゼミナールは、7月30日・31日の2日間、名古屋キャンパスで開催。テーマは、「孤立化・困窮化する子ども・若者・家族の支援のあり方を探る」。あまり、外部講師がいないのが気になるが、31日の分科会Aは例年と比べて少し変化球も…
読売新聞社会部『貧困 子供のSOS - 記者が聞いた、小さな叫び』中央公論新社,2016/6/21 ○内容豊かなはずの日本で、子供の6人に1人が貧困に苦しんでいる。貧しさから進学をあきらめる子や、食事も満足にとれない子がいる。家庭の経済状況で、子供の未来が左右…
2016年5月28日に開催された第36回日本医療社会事業学会にて拙発表「OneNoteを用いた自部署内知識共有の試み」が優秀演題に選ばれました。昨年の同学会での発表に続いて2年連続です。 分科会の関座長をはじめ、職場の上司・同僚のご理解があってこその結果な…