2006-01-01から1年間の記事一覧

介護老人保健施設における補足給付適用率(その3)

5/24の記事「介護老人保健施設における補足給付適用率(その2)」のその後。国民健康保険中央会が、平成18年4月分の「介護給付費の状況」を発表している。しかし、今回から介護保険3施設別の補足給付適応件数の表示がなされていないため、同協会へ問い合わせ…

日記/ブログを開設するSWたち

今日は、『きょうの猫村さん』に出てくるご主人様に倣って、「心を空っぽにする日」にした。昨日、危機介入の必要なケースの援助をして、心が疲れてしまったからだ。家事をしながら、二度寝。午前中をボーっと過ごす。昼過ぎ、以前から気になっていた近所の…

近隣地域老健支援相談員合同懇親会開催される

7/14の記事で紹介した、近隣地域老健支援相談員合同懇親会が、昨日無事終了した。参加されたみなさん、どうもお楽しみ様でした。以前、老健部会主催の交流会に参加したので、支援相談員が集まる機会には多少慣れていたつもりだが、それでもやはり6施設11名も…

「多職種チームによる介入が重要第11回日本緩和医療学会開催」『週刊医学界新聞』(第2692号 2006年7月24日)

リンク 6月23-24日,神戸国際展示場(神戸市)で開かれた、第11回日本緩和医療学会(主催:日本緩和医療学会)の参加レポート。世の中には、色々と活躍しているMSWがいるものだなー。オンコロジー(腫瘍学)ソーシャルワーク。いつかきちんと向き合いたい…

「施設から住み慣れた我が家へ 第3回富山・在宅復帰をすすめる研究会開催」『介護保険情報』2006.7,pp.94-95

7/24yasmatsu氏より受け取る。 本年5月27~28日に富山市内で開催された、「第3回富山・在宅復帰をすすめる研究会」の参加レポート。同研究会の趣旨は、「介護保険施設に入所中で、在宅復帰を希望する方の在宅復帰の方法を研究し、在宅介護の推進を図」(p94…

吉田孫之「診療報酬の改定と今後の可能性」『医療ソーシャルワーク基礎講座1』(06.7.22)inサマニアンホール

愛知県医療ソーシャルワーカー協会主催の「医療ソーシャルワーク基礎講座Ⅰ」に参加。講師は、愛知県保険医協会の吉田孫之氏。100名近くの参加者で会議室は満席状態でした。参加者の構成としては、基礎講座の狙い通り、経験年数が比較的短い、若い方たちが大…

KTGH-L(06.7.18)

・上田雅子ほか「急性期病院における地域連携を推進するための専門部署に関する文献的考察」『神戸市看護大学紀要』vol.8,2004,pp.45-57 種類:文献レビュー ※ファーストオーサーは、神戸市看護大学所属。 ・設楽美佐子「対象者に合った独自のスクリーニング…

鶴舞散歩(06.7.18)

・「Topic 低所得の60歳代に受信を控える傾向-内閣府が医療保険制度別の受信動向を分析-」『週刊 社会保障』№2389,2006.7.10,pp.26-29 種類:解説 ・西村健一郎「時事評論 介護施設の安全配慮義務と介護費用の賠償」『週刊 社会保障』№2389,2006.7.10,pp.2…

ソーシャルワーカーの交渉術編集委員会編『チームケアを成功に導く ソーシャルワーカーの交渉術』日本医療企画,2006.7 2,625円

laboさんのブログにて紹介。切り口が大変興味深い。早速注文。早く読みたいな。 【出版社HPより】 介護施設内で「相談職員」という立場にあるソーシャルワーカー。彼らは、利用者、家族、職員、施設長等からの要望、クレームに個別対応しようとして燃え尽…

中央社会保険医療協議会総会/ソーシャルワーカー

メディウェル ログというブログの3月10日の記事「MSWに未来開けるか?邉見医院発言」で、大変興味深い内容が掲載されていた。 06年2月15日に行われた中医協第85回総会にて、病院代表の邉見公雄委員(赤穂市民病院院長)が、ソーシャルワーカーの診療報酬…

近隣地域老健支援相談員合同懇親会のご案内

近隣の地域で、日々支援相談業務に当たられているみなさまお疲れ様です。 7/28(金)の懇親会の件、詳細が決まりましたので、ご連絡します。当日お会いできるのを楽しみにしていますね。 日時:7/28(金)19:00より 場所:カフェベリー 刈谷市相生町2-26 ℡0…

『社会保険旬報』(2006.7.11)気になる記事

・内田智久ほか「特殊疾患療養病棟に対する平成18年度診療報酬改定の影響上 神経難病患者の医療環境に重大な危機をもたらす」pp.10-16 種類:評論 ※ファーストオーサーは、脳血管研究所美原記念病院医事課主任。同病院の関連機関として、逆デイサービスを行…

鶴舞散歩(06.7.11)

・才藤栄一「『総合リハビリテーション』の行方」『総合リハビリテーション』34巻5号,2006.5,p409 種類:評論 ※著者は、藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座所属。 →『二木立の医療経済・政策学関連ニューズレター(通巻23号)』にて紹介。 ・…

「日本、少子高齢世界一65歳以上人口2682万人05年国勢調査速報15歳未満は1740万人」『福祉新聞』2006年7月10日号(2300号)

以下、本文から引用。高齢化率21.0%に驚いたけれど、年少人口割合までもが世界一低いことにはもっと驚いた・・・。今後の選択肢は、ダウンサイジングか国際化だが、島国日本はどちらへ向かっていくのだろか・・・。 とりあえず、明日鶴舞散歩をして考えるこ…

杉崎千洋「病院における地域連携と医療ソーシャルワーカーの組織・業務の変化」『平成16・17年度科学研究費補助金国内調査研究報告書 イギリスにおける医療・福祉サービス連携による質確保と予算管理システムに関する研究』2006.3

探し物をしている中で、偶然発見。研究代表者は、島根大学 法文学部助教授。1959年生まれ。日福大修士。龍谷大博士。HPより、プリントアウト後、FedEx Kinko'sにて即製本。近隣の医療機関が調査対象に含まれているのに、全く噂を聞かなかったのは何故だろ…

上田雅子ほか「急性期病院の地域連携部署の実態と平均在院日数への影響」『日本看護管理学会誌』vol.8,№2,2005,pp.30-36

種類:量的調査 【要旨】 本研究の目的は、急性期病院の地域連携に関わる部署(以下、連携部署)の実態とその特性による平均在院日数への影響を明らかにすることである。病院要覧2003~2004年度版の神戸市内の救急告示病院全56施設のうち産科病院1施設を除い…

納涼会

昨晩は、近隣の若手MSW(経験10年未満)の勉強会メンバーで納涼会を行った。 総勢27名と大変大所帯となり、全員とはお話できなかったが、老健の支援相談員同士で、仕事についての情報交換ができて、大変有意義な納涼会であった。M川さん、幹事お疲れさま。 …

ほしよりこ『きょうの猫村さん2』マガジンハウス,2006.5

いつの間にか、待望の2巻が発売してましたね!!昨日は、仕事で色々と悩むことがあったのですが、猫村さんのおかげで少し気持ちが楽になりました。石鹸・手ぬぐいの付録つき豪華版『きょうの猫村さん2~湯けむりバージョン』も同時発売されており、こちらも…

MSW/ドラマ/小説/マンガ

・横山豊治「ソーシャルワーカーを描いたフィクション作品に関する一考察-医療ソーシャルワーカーを描いたテレビドラマの事例検討-」『新潟医療福祉学会誌』第3巻第2号,2003,pp.89-98 種類:評論 →yasmatsu氏より情報提供。 【要旨】(pp.89-90) ソーシャ…

全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 平成18年度第1回ソーシャルワーカー研修会(06.6.24) 参加レポート

以前の記事でも紹介した通り、6/24日に上記研修会が、東京の三田NNホールにて開催された。 そこに参加した、回復期リハビリテーション病院でソーシャルワーカーとして働いている後輩K君より参加レポートを頂いたので、本人の了解を得て下記の通り掲載しま…

最近のお気に入り

Daniel Powter『Daniel Powter』2005.8 (出典:Amazon.co.jp) コメント:Bad Dayがサイコー!! ユウキ食品株式会社 甜面醤(テンメンジャン) コメント:同社レシピ集は有用。

鶴舞散歩(06.6.16)

・村上須賀子「医療ソーシャルワーカーの活用を願って」『病院』65巻6号,2006,p485 種類:評論 【コメント】 今月号より「医療ソーシャルワーカーの働きを検証する」というタイトルで連載開始。序文にあたる本論文では、村上氏が、連載開始の背景とねらいに…

平成18年度老人保健施設ソーシャルワーク部会

県医療ソーシャルワーカー協会の下部組織に「老人保健施設ソーシャルワーク部会」という組織がある。県内6施設の支援相談員と1名の協会担当理事の計7名で構成され、毎月1回開催しているのだが、これが大変面白い。 ベテラン支援相談員から中堅支援相談員、そ…

映画三昧

・期待していなかったけど、意外と良かった。映像がクール。 ターセム監督『ザ・セル』2001.3(主演:ジェニファー・ロペス) 【内容】(Amazon.co.jpより) 最先端の技術を使って患者の精神世界へ入り込む治療を行っている心理学者キャサリンは、ある日FBI…

介護老人保健施設支援相談員業務マニュアルという構想

昨夕からふと、自施設の支援相談員業務マニュアルを作成してみようという思いが湧いて来た。マニュアルと聞くとアレルギー反応を示すSWが多いことは私自身よく知っている。しかし、私としては利用者へのよりよい援助のための一手段として位置付けた上で、…

大松重宏「患者さんの退院に向けての意思決定への援助-ソーシャルワーカーの立場から-」『緩和ケア』vol.16,№3,2006,pp.204-208

種類:評論 価値判断:○ 【要約】 著者は、国立がんセンター中央病院のMSW。「緩和ケア移行のチェックポイント」(p205)の表、及び「緩和ケア専門施設移行への援助」(p206)の図は有用。告知前から患者・家族のアセスメントを行うことや、また信頼関係…

鶴舞散歩(06.6.2)

・大松重宏「患者さんの退院に向けての意思決定への援助-ソーシャルワーカーの立場から-」『緩和ケア』vol.16,№3,2006,pp.204-208 種類:評論 ・星野信也「所得格差と社会保障制度~生活保護制度の再編、活性化~」『週刊社会保障』№2383,2006.5.29,pp.46-…

「DPC病院の再入院率を調査 DPC評価分科会」『社会保険旬報』№2279,2006,p30

以下、本文より掲載。さて、当法人の再入院率はどのように変化するであろうか。また、MSWの業務にどの様な影響を与えるだろうか。 関連資料:再入院に係る調査について(WAM-NET) 厚生労働省は、4月27日の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会…

美浜遠征(06.5.24)

・黒田研二「保健医療と社会福祉、およびその共通性-ホームレス健康調査から考える-」『保健医療社会学論集』15巻2号,2005,pp.26-33 種類:総説 ・「特別座談会 平成18年度診療報酬改定をめぐって~医療保険・介護保険のダブル改定の方向と意味、病院の対…

学生の感想文

5月24日(水)、母校の講義で3年生を対象に「介護老人保健施設における支援相談員の業務」というお話をさせて頂いた。160名を超える学生が支援相談員がどの様な仕事をしているのかについて聞いてくれた訳である。社会福祉の分野においても、MSW志望の学生…